
これまで、どのようにチラシを作ってきたんですか?
会沢さん「6年ほど売場にいて、販売の成功事例があったことから、プライスカードに写真を付けるようになりました。
最初はカタカナと数字だけだったんですが、それをExcelで作るようになって、そこからCanvaに変わっていきました。
そして今はAIです。
AIを使ってみると、これまで自分想像する『当たり前』だと思っていたデザインから、ガラッと変わったものが出てくるんです。
それに、何がどうお得なのかということまで書いてくれる。そうすると、スタッフには売ることに専念してもらったほうがいいんじゃないかと思うようになりました。」

AIでチラシを作るようになったきっかけは?
会沢さん「もともと全店レベルでは、水曜日と土曜日に折込チラシを制作会社に依頼していました。
ただ、競合店が出店したときなどの個店対策で、店舗がExcelなどを使ってチラシを作っている姿を見て、『AIでいろいろな情報が詰まった広告は作れるのかな?』と思って試してみました。
すると、それなりのデザインになることが分かったので、『店舗から依頼があれば答えます』という形でスタートしました。」
この取り組みは、会社全体ではなく、現在は管理している店舗で利用されています。
AIを実際に使ってみて、困ったことはありますか?
会沢さん「特に、一文字直したいだけなのに、ガラッと変わってしまったりすることもあります。また、アイテム数が多い場合にはミスが起こることや、AIへの指示出しの難しさも感じています。」

AIを使うことで、これまで作らなかったものも作るようになりましたか?
会沢さん「制作物というよりは、非常に効率的だなと感じています。
社内へのテレビ放映などのお知らせや、社内規則的なポスター、社内報をはじめ、各種報告書について、誤字脱字を直してもらえるのは、めちゃくちゃ仕事が早くなりました。」
現在は社内報の制作にもAIを活用しており、制作会社への指示出しに使うイラストやイメージをAIで作ることもあるそうです。
また、禁煙や万引き防止などのPOP制作にも活用されています。
AIを使えるようになった今でも、人に頼みたいことはありますか?
会沢さん「人に頼みたいことは、冷静なジャッジですね。
基本、AIは肯定的なので、違う目線もほしいと思います。」
AIに制作を任せる一方で、AIが出したものをどう判断するかという部分では、人の目が必要だと感じているそうです。
AIで作ったチラシについて、店舗からの反応は?
会沢さん「店舗ではクレーム0です。SNSではいろんなお声がありますが、実際に購入する方々からのクレームはないですね。
景品表示法や薬機法にも引っかからないようにしていますし、商品のサイズや容量についても、消費者が想像できるものが大半なので、サイズなどに関してもトラブルないです。今のところは。できるだけコストを抑えて、商品を安く変えた方がいいのかな、と」
ご協力ありがとうございました。


